FCC認証情報から見るMotorolaの未発表端末(2018年3月版)

この記事では、2018年3月28日時点でFCC(連邦通信委員会)の認証を受けているMotorola製端末のうち、未発表の機種と思われる情報をまとめました。

XT1921


型番「XT1921」とされる機種は、FCCの認証情報より以下のモデルの存在が明らかになっています。

(凡例:FCC ID / 仕向地 / シングルSIMまたはデュアルSIM / LTEバンド)

・XT1921-1:IHDT56XC1 / 北米 / 不明

・XT1921-6:IHDT56XC1 / 北米 / 不明

こちらの機種に関しては公開されている情報がまだ少なく、どのような機種なのかは見えてきません。慣例からすると同機種の別モデルと見られる、FCC ID「IHDT56XC2」および「IHDT56XC4」のモデルも同時に申請されている形跡があったので、追って情報が出てくるでしょう。

XT1922


型番「XT1922」とされる機種は、FCCの認証情報より以下のモデルの存在が明らかになっています。

(凡例:FCC ID / 仕向地 / シングルSIMまたはデュアルSIM / LTEバンド)

・XT1922-1:IHDT56XB6 / APAC / シングルSIMまたはデュアルSIM
 LTE Band 1/3/5/7/8/18/19/26/28/38/40/41

・XT1922-2:IHDT56XB8 / 欧州 / シングルSIM
 LTE Band 1/3/5/7/8/20/38/40

・XT1922-3:IHDT56XB4 / 欧州 / デュアルSIM
 LTE Band 1/3/5/7/8/20/38/40

・XT1922-4:IHDT56XB5 / 中南米 / シングルSIM
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/28

・XT1922-5:IHDT56XB5 / 中南米 / デュアルSIM
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/28

・XT1922-10:なし / インド / デュアルSIM
 LTE Band 1/3/5/8/38/40/41


認証情報の表示方法を記したページを見ると、これらのうちAPAC向けの「XT1922-1」は日本の技適を取得する予定と見られる表記がありました。

このほか、FCCの資料から判明した「XT1922」に関する情報を以下に記します。

・RAM/ROMの容量は全モデル共通で、3GB/32GB
・バッテリー容量は4,000mAh
・NFCに対応するのは欧州向けシングルSIMモデルのXT1922-3のみ
・中南米向けのデジタルTV対応モデルは予定無し

XT1924


型番「XT1924」とされる機種は、FCCの認証情報より以下のモデルの存在が明らかになっています。

(凡例:FCC ID / 仕向地 / シングルSIMまたはデュアルSIM / LTEバンド)

・XT1924-1:IHDT56XA4 / 欧州 / 不明
 LTE Band 1/3/5/7/8/20/38

・XT1924-2:IHDT56XA4 / 欧州 / 不明
 LTE Band 1/3/5/7/8/20/38

・XT1924-3:不明 / APAC / 不明
 LTE Band 1/3/7/8/38

・XT1924-4:不明 / 中南米 / 不明
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/28

・XT1924-5:不明 / 中南米 / 不明
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/28

・XT1924-6:IHDT56XA1 / 北米 / 不明

・XT1924-8:IHDT56XA1 / 北米 / 不明

このほか、NFCおよびデジタルTVは全モデル非対応であること、そしてバッテリー容量が5,000mAhとかなり大きいことがFCCの資料より判明しています。

XT1924に関してはまだ詳しい仕様を確認できない部分も多いですが、対応バンドや認証ラベルなどから日本市場への投入の可能性は低い機種ではないかと思います。

XT1925


型番「XT1925」とされる機種は、FCCの認証情報より以下のモデルの存在が明らかになっています。

(凡例:FCC ID / 仕向地 / シングルSIMまたはデュアルSIM / LTEバンド)

・XT1925-1:IHDT56XD5 / 中南米 / シングルSIMまたはデュアルSIM
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/12/17/28

・XT1925-2:IHDT56XD5 / 中南米 / シングルSIMまたはデュアルSIM
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/12/17/28

・XT1925-3:IHDT56XD6 / ブラジル / デュアルSIM
 LTE Band 1/3/5/7/28

・XT1925-4:IHDT56XD4 / 欧州 / シングルSIMまたはデュアルSIM
 LTE Band 1/3/5/7/8/20/38/40/41

・XT1925-5:IHDT56XD4 / 欧州 / シングルSIMまたはデュアルSIM
 LTE Band 1/3/5/7/8/20/38/40/41

・XT1925-6:IHDT56XD1 / 北米 / シングルSIM
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/20/25/26/28/29/30/38/41/66

・XT1925-7:IHDT56XD7 / APAC / シングルSIMまたはデュアルSIM
 LTE Band 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28/38/40/41

・XT1925-12:IHDT56XD1 / 北米 / シングルSIM
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/20/25/26/28/29/30/38/41/66

・XT1925-13:なし / インド / シングルSIMまたはデュアルSIM
 LTE Band 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28/38/40/41

・XT1925DL:IHDT56XD1 / 北米 / シングルSIM
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/20/25/26/28/29/30/38/41/66


RAMは3GB/4GB、ROMは32GB/64GB。また、通信モジュールの仕様を記した資料を見るとSoCは「Snapdragon 450」と思われます。

APACとインドのみフロントカメラが約1,600万画素、他の地域では800万画素という変わった仕様は、おそらく昨年の「Moto G5S」とその中国向け派生モデル「Moto 青柚」の関係を思い出します。さらに、販売地域によって異なるNFCの有無やSIM枚数の違いも含めると「XT1925」はかなりバリエーションの多い機種のようです。

上の表を見るとAPAC向けの「XT1925-7」の発売予定地域には日本も含まれています。対応バンド的にも日本で使いやすそうですね。個人的に気になるのは、北米向けに用意される3モデルのうちの1つ「XT1925DL」。対応バンドは他の2つと変わらないようですが、イレギュラーな型番が振られているあたりどこか変わった仕様で出てくるのかな?と期待しています。

XT1926


判明している情報は少ないものの、「XT1926」という型番の存在も確認できます。

現時点では、「XT1926-6」および「XT1926-7」の2モデルを確認。枝番がなぜか6と7だけというのは考えにくく、今後他のモデルも追って認証を通過する可能性が高いです。

また、FCC IDで言えば「IHDT56WL1」から「IHDT56WL5」までの5種類が同時に申請されているので、XT1926も他機種と同様に地域ごとの多数のモデルを用意していそうですね。

XT1944


型番「XT1944」とされる機種は、FCCの認証情報より以下のモデルの存在が明らかになっています。

(凡例:FCC ID / 仕向地 / シングルSIMまたはデュアルSIM / LTEバンド)

・XT1944-1:IHDT56XF6 / 欧州 / シングルSIM
 LTE Band 1/3/5/7/8/20/38

・XT1944-2:IHDT56XF3 / 欧州 / デュアルSIM
 LTE Band 1/3/5/7/8/20/38

・XT1944-3:IHDT56XF4 / 中南米 / シングルSIM
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/28

・XT1944-4:IHDT56XF4 / 中南米 / デュアルSIM
 LTE Band 1/2/3/4/5/7/28

・XT1944-5:なし / インド / デュアルSIM
 LTE Band 1/3/5/8/38

・XT1944-6:IHDT56XF5 / APAC / デュアルSIM
 LTE Band 1/3/5/7/8/18/19/26/28/38/41


RAM/ROMの容量は全モデル共通で、3GB/32GBという構成。欧州向けのシングルSIMモデル「XT1944-1」はNFCに対応します。APAC向けの「XT1944-6」は日本での発売もありそうな対応バンドですね。

まとめ

現時点でFCCの認証を受けている未発表端末は、「XT1921」「XT1922」「XT1924」「XT1925」「XT1926」「XT1944」の6機種。

この6機種は一体何なのか?というところを予想してみると、おそらくMotorolaの2018年モデルのうち、モデルサイクルや最近のリーク情報の傾向からして発表時期が近いと思われる「Moto G6」シリーズおよび「Moto E5」シリーズが各3機種ずつという内訳ではないでしょうか。

他の認証機関の情報と照らし合わせると答えが見えてくる機種もあるかと思いますので、新たな情報があり次第、別記事でお伝えします。

Source: FCC

この記事をシェアする