販売国・地域によるMoto G5/Moto G5 Plusの仕様の違いについて

Moto G5/Moto G5 Plusには、仕向地ごとに対応バンド・通信方式・RAM・ROM・NFCなどの仕様が異なる多数のバリエーションが存在します。

本記事では、国・地域ごとのMoto G5/Moto G5 Plusの仕様について紹介します。

Moto G5(XT1670~1672,1675~1677)のスペック表

Moto G5 Plus(XT1680,1681,1683~1687)のスペック表

基本仕様については上記のスペック表にまとめておりますのでそちらをご参照ください。

型番での大まかな判別

Moto G5シリーズの型番は、従来通り大まかな地域ごとに分かれています。
同じ型番の中で通信方式・対応バンドの異なるモデルはないので、輸入などの参考にするためであれば型番だけ分かれば十分でしょう。

同型番でシングルSIM/デュアルSIMが混在していた前モデルとは違い、シングルSIM版とデュアルSIM版で型番が異なります

Moto G5の型番と販売地域

XT1670:中南米・カナダ(シングルSIM)
XT1671:中南米(デュアルSIM)
XT1672:ブラジル(デュアルSIM)
XT1675:欧州ほか(シングルSIM)
XT1676:欧州・日本ほか(デュアルSIM)
XT1677:インド(デュアルSIM)

Moto G5 Plusの型番と販売地域

XT1680:中南米(シングルSIM)
XT1681:中南米(デュアルSIM)
XT1683:ブラジル(デュアルSIM/テレビ)
XT1684:欧州ほか(シングルSIM)
XT1685:欧州・日本ほか(デュアルSIM)
XT1686:インド(デュアルSIM)
XT1687:アメリカ(シングルSIM)

(※上記のリストは筆者が確認できた範囲での概要です。記載の無い地域で当該モデルが販売されていないことを示すものではありません)

国・地域ごとの取扱状況

日本

Moto G5の型番:XT1676
Moto G5 Plusの型番:XT1685

日本ではMoto G5/Moto G5 Plusともに1種類ずつの構成のみが用意されています。
Moto G5はRAM 2GB/ROM 16GB/デュアルSIM、Moto G5 PlusはRAM 4GB/ROM 32GB/デュアルSIM/NFC対応です。

インド

Moto G5の型番:XT1677
Moto G5 Plusの型番:XT1686

Moto G5はRAM 3GB/ROM 16GB/デュアルSIM。「Amazon Exclusive」仕様のみが取り扱われているようで、Amazonの各種サービスのアプリがプリインストールされています。

Moto G5 PlusはRAM 4GB/ROM 32GB/デュアルSIM/NFC対応で、こちらは通常モデルです。

フランス

Moto G5の型番:XT1675またはXT1676
Moto G5 Plusの型番:XT1684

Moto G5はRAM 2GBまたは3GB、ROMは32GBです。シングルSIMのXT1675とデュアルSIMのXT1676が併売されています。
一方、Moto G5 PlusはRAM 3GB/ROM 32GB/シングルSIM/NFC対応の1種類となっています。

G5のスペックが高めでG5 Plusは低めという少々珍しいラインナップですね。

ドイツ

Moto G5の型番:XT1675またはXT1676
Moto G5 Plusの型番:XT1684またはXT1685

Moto G5はRAM 2GB/ROM 16GB/シングルSIM、RAM 3GB/ROM 16GB/デュアルSIMの2種類が販売されています。

Moto G5 PlusはRAM 3GB/ROM 32GBで、シングルSIMのXT1684とデュアルSIMのXT1685があります。どちらもNFC対応です。

イタリア

Moto G5の型番:XT1675またはXT1676
Moto G5 Plusの型番:XT1684またはXT1685

Moto G5はRAM 2GBまたは3GB、ROMは16GBです。シングルSIM/デュアルSIMの両方があります。

Moto G5 PlusはRAM 3GB/ROM 32GB/NFC対応で、こちらもシングルSIM/デュアルSIMの両方があります。ドイツと同様ですね。

スペイン

Moto G5の型番:XT1675またはXT1676
Moto G5 Plusの型番:XT1685

Moto G5はRAM 2GBまたは3GB、ROMは16GBで、シングルSIM/デュアルSIMのモデルがあります。
ちなみに、2GB/シングルSIM、3GB/デュアルSIMと固定されているわけではないようで、2GB/デュアルSIMなどの組み合わせも存在します。

Moto G5 PlusはRAM 3GB/ROM 32GB/デュアルSIM//NFC対応の1種類です。

イギリス

Moto G5の型番:XT1675またはXT1676
Moto G5 Plusの型番:XT1684

Moto G5はRAM 2GB/ROM 16GB/シングルSIM、RAM 3GB/ROM 16GB/デュアルSIMの2種類の構成が用意されています。
また、キャリア版ですがO2からMoto G5の限定色「Sapphire Blue」が発売されています。

Moto G5 PlusはRAM 3GB/ROM 32GB/NFC対応のシングルSIM版のみです。

その他の欧州地域

Moto G5の型番:XT1675
Moto G5 Plusの型番:XT1684

フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・イギリス以外の欧州地域についてです。Motorola公式サイトでは「Rest of Europe」として1つのサイトになっているため便宜上まとめています。

Moto G5はRAM 2GBまたは3GB、ROM 16GBでシングルSIM版のみ。
Moto G5 PlusはRAM 3GB/ROM 32GB/シングルSIM/NFC対応です。

Moto G5のRAMのみバリエーションがありますが、これらは併売されているものなのか、当該地域の中でも国によって異なるのかは未確認です。今後情報があり次第追記いたします。

アルゼンチン

Moto G5の型番:XT1670
Moto G5 Plusの型番:XT1680

Moto G5はRAM 2GB/ROM 32GB/シングルSIMのモデルです。
Moto G5 PlusはRAM 2GB/ROM 32GB/NFC対応でこちらもシングルSIM版のみです。

ブラジル

Moto G5の型番:XT1672
Moto G5 Plusの型番:XT1683

Moto G5はRAM 2GB/ROM 32GB/デュアルSIMです。
Moto G5 PlusはRAM 2GB/ROM 32GB/デュアルSIM/NFC対応。

XT1683はMoto G5シリーズでは唯一デジタルTVに対応しており、ブラジル専用のモデルとなっています。

チリ

Moto G5の型番:XT1670
Moto G5 Plusの型番:XT1680

Moto G5はRAM 2GB/ROM 32GB/シングルSIMのモデルです。
Moto G5 PlusはRAM 2GB/ROM 32GB/シングルSIM/NFC対応。2機種とも先述のアルゼンチンと同じ構成となっています。

コロンビア

Moto G5の型番:XT1670またはXT1671
Moto G5 Plusの型番:XT1680またはXT1681

Moto G5はRAM 2GB/ROM 32GBで、シングルSIMのXT1670とデュアルSIMのXT1671があります。
Moto G5 PlusはRAM 2GB/ROM 32GB/NFC対応で、こちらもシングルSIM/デュアルSIMのバリエーションが用意されています。

メキシコ

Moto G5の型番:XT1670またはXT1671
Moto G5 Plusの型番:XT1680またはXT1681

Moto G5はRAM 2GB/ROM 32GBで、シングルSIMのXT1670とデュアルSIMのXT1671。コロンビアと同様です。
Moto G5 PlusはRAM 2GB/ROM 32GB/NFC対応で、シングルSIM/デュアルSIMがあります。

プエルトリコ

Moto G5の型番:なし
Moto G5 Plusの型番:XT1681またはXT1687

Moto G5は販売されていません。
余談ですが、前年はMoto G4シリーズのうち廉価版のPlayのみを取り扱い、Moto G5シリーズは上位のPlusのみという変わった流れになっています。

Moto G5 PlusはRAM 2GB/ROM 32GB/NFC対応。シングルSIM/デュアルSIMの2モデルがあります。

公式サイトにはXT1687の記載がありシングルSIMの物に関してはこちらと思われますが、デュアルSIM版は不明。バンドの記載から推測されるのはXT1681です。

カナダ

Moto G5の型番:XT1670
Moto G5 Plusの型番:なし

Moto G5はRAM 2GB/ROM 16GB/シングルSIM。
Moto G5 Plusは販売されていません。

アメリカ

Moto G5の型番:なし
Moto G5 Plusの型番:XT1687

Moto G5は販売されていません。
Moto G5 PlusはRAM 3GB/ROM 32GBまたはRAM 4GB/ROM 64GB。どちらもシングルSIMのみです。

他国では今のところ出ていないRAM/ROMが最大のモデルで、CDMA2000に対応する唯一のモデルでもあります。一方で、NFCは非対応となっています。

米国版には「Prime Exclusive」という仕様があり、Amazonで購入する場合、ロック画面広告とAmazonアプリの入ったものが選択できます。

販売されていない国・地域

4/13現在、Motorola公式サイトのある国・地域のうち、販売されていないと思われる国・地域を以下にリストアップしました。

・オーストラリア
・中国
・インドネシア
・マレーシア
・フィリピン
・シンガポール
・台湾
・ベトナム
・ペルー

1つの傾向としては、例外としてインドがありますがMoto Mが販売されている地域では基本的にMoto G5シリーズが取り扱われていません。
近いポジションの機種と思われ、ニーズによって使い分けているのでしょう。

どちらも販売されていない地域、特にMoto G4シリーズが取り扱われていた地域に関してはG5シリーズかM、あるいは新たなミドルレンジモデルが今後投入される可能性が高いのではないでしょうか。

上の2パターンに当てはまらない地域としては、Moto Zシリーズのみが投入されている台湾などがあります。

まとめ

大まかにまとめると、USバンドの地域向けとグローバル版に分かれています。
一見複雑ですが、詳しく見るとある程度整理されているとも感じました。

日本でも発売されている機種なのであまり輸入などされる方はいないかと思いますが、docomo網で使用するならば欧州向けのモデルが良いでしょう。英O2限定色のブルーもSIMロック解除さえできれば魅力的ですね。

SoftBank網で利用するならば欧州向けに加えて、スペックも他モデルより高いものが選べる上にBand 1/3/8/41が使えるMoto G5 PlusのUS向けXT1687も良さそうです。

Source:Motorola US公式サイト(その他各国版),Amazon US(その他各国版)

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